幼児の嘔吐を伴う胃腸炎の対処法

1歳の子どもが胃腸炎にかかり嘔吐を繰り返してしまいました。その時の対処法を紹介します。

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胃腸炎にかかり嘔吐を繰り返す

会社から帰宅したところ、子どもが吐いた直後で妻が後片付けをしていました。

状況を聞くと、とても元気だったのに突然嘔吐したとのこと。嘔吐後も元気で母乳を欲しがったので授乳したが、その後も何度が戻したとのこと。

熱もなく症状は嘔吐のみでした。

その後様子見していましたが、何度も嘔吐を繰り返しとても苦しそうな表情だったので夜間救急外来に連れて行きました。

診断結果は胃腸炎でした。脱水症状にならないよう水分を摂って安静にしてください、とのこと。

慌てて連れて行きましたが、大したことない結果で良かったです。医者からこんなことで来るな感は出てましたが・・・。

嘔吐を伴う胃腸炎の対処法

さて、脱水症状にならないように水分を摂って安静にすると言っても、むやみに水分を与えると嘔吐を繰り返すので、しっかり適切な対処が必要です。

病院でもらった資料やネットで調べた結果、下記のような対処法が好ましいことが分かりました。

1.繰り返し嘔吐し始めたら、4~12時間は何も与えない。

胃腸炎は胃腸の機能が大幅に低減し水分を入れてもほとんど消化できずすぐに戻してしまいます。嘔吐を繰り返すと体力を消耗するのと、補給以上に水分を戻してしまうことがあるので、まずは症状が治まるのを優先する。

目安としては嘔吐し始めてから4~12時間後、吐き気が治まってから3時間後くらいです。

2.スプーンで少しずつ水分を与える。

症状が治まっても胃腸の消化能力は落ちたままなので多量の水分を与えてはいけません。スプーン1杯を1分おきに与え合計10ccの補給。

飲ませる水分は経口補水液が理想的ですが、幼児だと嫌がる場合もあるので、お茶やリンゴ汁でもOKです。

温かいほうが胃腸に優しいので体温程度に温めてあげると良いでしょう。

3.水分摂取量を少しずつ増やしていく。

最初の水分補給から1時間空けて再度補給、この時、量を10cc増やします。

その後、量を10ccずつ増やしてこれを繰り返します。つまり嘔吐から4~12時間後10cc→1時間後20cc→2時間後30cc→・・・という感じです。

のどが渇いて水分を欲しがるかもしれませんが、少しずつ与えないと再度嘔吐するので我慢です。

これくらいのペースで水分補給をすると、弱った胃腸でも消化出来ているので、再度嘔吐したとしても大量に戻すことはありません。再度嘔吐する場合は嘔吐した量分ペースが早いので補給量を少し減らします。

4.水分補給しても嘔吐しなくなってきたら、12時間以上経過を目安に、消化の良い固形物を与える。

おかゆやくたくたにしたうどんなどが良いようです。弱った体にエネルギーを与えたいので母乳でも良いでしょう。

はじめは腹5分目くらいで抑え気味で与え、様子を見ながら少しずつ増やしていきます。 じっくりと2~5日くらいかけて普通の食事に戻していく。

根気と我慢がいりますが、回復するためにはやるしかないです。

ちなみに入浴に関しては、嘔吐が治まり、下痢便が頻発しなければOKですが、浴槽内で排泄するとお湯を通して家族に感染するので、時間短縮など気を使う必要があります。

家族への感染予防方法

幼児本人への対処は上記の通りですが、胃腸炎はウイルスや細菌が原因なので、嘔吐物、排泄物から家族に感染する危険性があります。

経口経路から感染しますので、嘔吐物、排泄物に触れた手で目口鼻を触ったり、嘔吐物、排泄物が乾燥し空中に浮遊したもの吸い込んだりしたときに感染してしまいます。

これらを防ぐためには以下の対処が必要です。

  • マスクをする。
  • 嘔吐物、排泄物が付いた衣類やタオルは水洗いした後、消毒液*に浸して消毒してから洗濯する。消毒せずに洗濯すると、菌が広がってしまう可能性があります。
  • 床やカーペットに嘔吐した場合、嘔吐物を取り除いた後、消毒液*に浸した雑巾で拭く。あまり絞らずに消毒液をしっかり塗布しましょう。
  • 嘔吐物、排泄物が手についた場合、絶対に目口鼻を触らず、石鹸で念入りに洗い、除菌スプレーなどで消毒する。

*消毒液:次亜塩酸ナトリウムを含む消毒薬が有効。家庭にあるものだとハイターやドメスト等の塩素系消毒液を100倍に薄めて使えます。ちなみにアルコール消毒はノロウイルスやロタウイルスには効かないようです。

まとめ

はじめに嘔吐を繰り返した時にはとても苦しそうで、私が慌ててしまいました。経験があることであれば冷静に出来たのでしょうが、初めてだったのでしょうがないです。

この記事にて対処法を記録したので、次回同様の症状が出た時にはこの記事を読み返して冷静且つ正確に対処出来ると思います。

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